相談薬局 太海堂漢方

〒010-0041 秋田県秋田市広面字谷地田51-3
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がん治療について

がん克服の運動 ①

以前、『がんのはじまり(癌化)ご存知ですか?』という題で健康情報を書かせていただきました。

がんの大元の原因は『萎縮・虚血(低酸素)から発生する細胞の代謝異常と免疫異常』と言う事が解かっています。また、強い虚血後の血流再開(血液再灌流)時に発生する多量の活性酸素も細胞にダメージを与え癌化を促進します。ストレスや冷え凝りなどが長く続くと各内臓や粘膜、神経、筋肉など萎縮して血流が行き渡らなくなると多くの細胞は酸欠になります。この低酸素の環境下でも適応するために、細胞が通常とは違う遺伝子を発現させ代謝異常を起こし始めます。これが進むと細胞周辺にも炎症が起きてきます。これが癌化です。
 
 
その原因を解消することで、癌ができやすい体内環境を改善できる可能性があります。そのために、身体を揺り動かし、運動することが効果的だと言う事は容易に想像できると思います。
萎縮して硬くなり血行が悪くなって、細胞に酸素が行き渡らなくなっている体内の悪い箇所を積極的に柔らかくする体操や温めて血行を良くするようにさすったりしてください。また、全身の血流をアップし、温まるように汗ばむ程度の有酸素運動を行ったり、お風呂にゆっくり入るだけでも良い影響を与えます。萎縮して硬くなっているところをほぐしていくイメージがとても大切です。汗ばむ程度の運動をすることで、免疫異常に大きく関わる自律神経のバランスを正す効果があります。
 
【大切なポイント】
硬くなったところ、または全身を柔らかくほぐしていくイメージが大切です。
悪い箇所、またはその周囲を温めながら伸ばしたり、縮めたり、ひっぱたり、押したり、何回も何回も根気強く続けてください。
必ず呼吸を吐きながら、お腹をへこませながらゆっくり肩の力を抜くことを意識して行ってください。
腹水などがある場合は、無理せず、少しづつ行ってみてください。少しづつ続けるうちにパンパンに張ったお腹が少し柔らかくなってきます。
 
今回の運動の目的は、硬い萎縮をほぐすこと、自律神経のバランスを正して免疫を正常に保つことです。そうすることで癌の芽を断ち切ることが出来る可能性があります。アスリートのトレーニングとは違いますので、ゆっくり、のんびり、心地よい程度に体操をしたり、汗ばむ程度に早歩きなど行ってみてください。癌になったからといってからだを動かさないでいると、癌細胞が筋肉を溶かす物質を放出して癌の栄養にしたり、萎縮・酸欠が進み炎症で水が溜まって悪化していきます。運動することで細胞の修復ホルモンなど分泌され悪化を防げます。
 
具体的に
①上半身を回す。タオルまたは、エクササイズゴムバンドを両手で持ち、両うでを頭の上に真っ直ぐ伸ばし脇腹を伸ばすように意識してゆっくり回す。
②ゴロゴロ横に転がる。畳など少し硬い床の上に寝て、両手をバンザイ🙌して右に左に転がる。少し硬い床で圧迫され身体のこわばりが解消される。そうすることで内臓も伸びるし、背中やお腹から足までこわばった筋肉や筋膜などほぐれて痛気持ち良い。
③膝を左右にゆっくり動かす。あおむけに寝て膝を立てて、ゆっくり息を吐きながら、お腹をへこませながら膝を倒していく。内臓や背中周りお腹周りお尻回りの筋肉・筋膜が伸ばされほぐれる。
内臓を自分の手でマッサージする。お風呂の時、または、椅子などに座り少し前かがみの姿勢で、お腹の筋肉を緩めて、大きく息を吐きながら、お腹をへこませながら両手でみぞおちやおへそ周りを両手でゆっくり押し込んでいく。
⑤有酸素運動。少し汗ばむ程度で20分以上続けて行う。ウォーキングの場合、ゆっくり歩かず、少し早歩きで、足首にも少し力を入れて地面を強く蹴るようにして歩く。または、家の階段の上り下り。踏み台昇降もお勧めです。

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