症状・疾患


2008/11/01

◎「扶生去邪」
漢方をはじめとする東洋の伝統的な医学には「扶生去邪」という大切な考え方があります。
人間にはもともとはじめから、自然の摂理として長い生命(いのち)の連鎖の中から獲得してきた、「自然治癒力・免疫力」が具わっています。例えば、切り傷を負ったとしてもすぐに傷口は閉じて治っていこうとします。また、いろいろな細菌が猛威を振るったとしてもそれに打ち勝って生きていくことができます。このように常に自らの心身の歪みを正し、生体に損傷を与える悪要因を克服する力が具わっています。これらがいわゆる「自然治癒力・免疫力」=生命力です。
そういう働きを助けて増進していくように態勢を整えること(扶正)がまず第一に大切だということ。その上で生命力を阻害するいわゆる邪気を排除していくこと(去邪)は、その次に重要なことだという意味です。

★今、もし新型鳥インフルエンザが実際に猛威を振るったとしたら、日本の行政・医療機関はタミフルなどの薬品での対応を第一に考えるでしょう。しかし、「扶正去邪」とは病原菌を何かの力で排除するということも大切ですが、それよりもっと先に大切なことは、自分自身の(自然治癒力・免疫力)を高める態勢を整えるということです。
★突然「がん」と診断されたら、病院での治療、検査結果にだけ心を奪われないで、このような時こそ、人間本来一番大切な「扶正」=(自然治癒力・免疫力)を高める態勢を整えることに集中することです。漢方でもここを徹底的に重視します。

「がん」や「難病」の相談で、よく聞かれることは「漢方で治りますか、治りませんか?」です。
治るか治らないかは分かりませんが、病院の治療以外に大切な事は、漢方や生活面、心の持ち方など、自分自身が(自然治癒力・免疫力)を高めることに一点集中することです。それらを実行することで、やらないよりは間違いなくより良い状態になります。転移もなく腫瘍マーカーも大丈夫だと言っていてすぐ再発する場合もありますし、余命あと何ヶ月と診断されてもがんを克服する場合もあります。病院や検査だけのことに目を奪われないで、簡単に自分の生命の限界を決めつけないで、まだまだ、化学や医療技術では解明されていない、不思議な大自然からの生命力だけは常に最後まで忘れない事が大切です。これが、漢方で最も大切にしている(自然治癒力・免疫力)=「扶正去邪」です。
それには肉体的なことだけでなく心(気)の持ち方も大切です。心(精神)の状態で免疫力が変わるということは常識になってきていますし、最近の研究では、遺伝子の働きさえも、心(精神)や環境によって変わることも明らかにされてきています。

次回はもっと具体的に「自然治癒力・免疫力」を上げるには、体のどこに、どのようにして、どんなものを…ということで取り上げます。


こちらに紹介している商品は、これで症状・疾患が治るというものではないですが、心・からだを立て治す自分自身の自然治癒力の基礎として、どなたでも安心して服用できるものです。


レオピンファイブ

紅芝泉

カルマジン

さらに、治療目的の漢方に関しては、詳しくお伺いして、その方に合った漢方薬を当薬剤師責任のもとで処方・調合致します。
お気軽にご相談下さい。
その際、必要に応じて、生活面や食事面などのより詳しい大切なことを書いた資料・パンフレットもお渡ししています。

場合によっては、病院治療・検査・針灸など、すすめることもあります。
総合的に診て、相談しながらその方に合った、よりベストな方法を考えていきます。

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