症状・疾患

風邪・インフルエンザ

2007/12/03

「風邪は万病のもと」!!風邪のひきはじめ、又は予防・養生が大切。
風邪は環境の邪(ウィルス・細菌・気温や湿度の変化など)が体表部(鼻・口・のど・気管・腸などの粘膜)から、侵入しておきます。普通、体表部は、衛気(免疫力)によって外邪から守られていますが、この働きが低下すると、風邪ひきやすくなります。

★風邪は、邪の性質や体質のちがいで、処方や対処の仕方が大きく違う(間違えると、いっきに悪化します)注意!!

風邪のひきはじめ
(症型) (症状) (対処法) (代表処方) (民間療法) (注意点) (共通)
風寒型
とにかく悪寒がつよい
○強い寒気(ゾクゾク)・発熱
○くしゃみ・鼻水
○首・肩のこり・頭痛・身体痛
体を温め発汗を促し病邪を追い払う ○葛根湯
○桂枝湯
○小青竜湯
など
○しょうが湯
○ねぎみそ湯
など
○この時、安易に解熱剤などで熱を下げないこと
○温かいもので服用
○早くゆっくり休むこと(よく眠ることが大切)
○無理に栄養あるものを食べたりしないで水分補給だけしっかり行う
○安易に解熱剤で熱を下げないこと
風熱型 悪寒はあまりなく咽痛がつよい ○のど、鼻奥の強い痛み・腫れ
○口渇・体表部に熱感
○頭痛・高熱(悪寒は弱い)
熱(炎症)を冷ましながら発散させる ○銀翹散
○麻杏甘石湯
○牛黄清心丸
など
○大根あめ
○くず湯など
○熱を上げすぎないように体を温めすぎないようにすること(特に頭部は冷ます)
○冷たいもので服用

※発熱は免疫細胞が活性化して体温を上げることで、ウィルスをやっつけようとする体の防衛反応。血管を収縮させ熱をのがさないようにして、体温が上がるときに悪寒を感じる。この時安易に解熱剤など使うとウィルスの侵入をゆるし、肺炎や、子供の場合、急性脳症などになることもある。

◎悪寒のある場合…体を温かくしてゆっくり休む。水分補給は大切。無理に食べたりしないこと。
◎高熱が続く場合…水分補給をしっかりして、頭部は冷まし、必要以上に体を温めすぎないこと。
(悪寒があまりない場合)
39℃以上の熱がつづく場合や、熱で元気がない、もうろうとするなどの意識障害がある場合、解熱剤も使う

その他長引く風邪…
◎肺陰虚(長引く強い咳、咽の乾燥、寝汗など)
◎脾虚(体力消耗し、微熱が続く、体のだるさ、悪心、嘔吐、下痢など)
漢方で改善が必要

常備薬として
(1) まず、カゼのひきはじめが大切なので、すぐ服用できるように、風寒型と風熱型の2種のかぜ薬。
(2) どのタイプの風邪にも(インフルエンザにも)使えて、速効性のある、牛黄清心丸は、昔からの万能薬(家庭のお守り薬として)。
(3) この時期、風邪やインフルエンザの予防として、バンラン根・スイカズラ・エキナケアなど免疫ハーブの服用をおすすめします。
(4) 漢方うがい液もあります。

〈風邪・インフルエンザ・新型鳥インフルエンザなどに対す、免疫について〉
中医学で、免疫とは肺気(衛気)のことです。肺気とは、皮膚や鼻〜腸にいたる粘膜のバリア機能のことです。特に、腸管粘膜に最強のバリア機能があり、人間の免疫細胞の70%はここに集まっています。まさに免疫細胞の集合所です。肺気の状態を良くし、免疫力を上げるには、腸を改善しろ、と言われるくらい、密接な関係にあります。腸は肺気(免疫力)の裏方さんで陰の力です。この腸のバリア機能が、多量のウィルスや細菌などに破られるといっきに肺気も低下し、免疫力が下がり、肺炎や脳症や二次感染などにつながります。鼻やのどの粘膜はウィルスや細菌を鼻水や咳として追い払い、腸は腸管の免疫細胞がやっつけたり排便といっしょに追い払います。したがって、よくうがいをしたり、お通じを整え腸内環境を改善して肺気のバリア機能が、ウィルスなどに侵入されないようにすることが大切。

肺気(免疫力)
鼻・のどの粘膜
よくうがいしたり、乾燥させないようにする。睡眠を充分にとり、粘膜を整える。 腸管粘膜
食物繊維、善玉菌製剤で環境改善する。お通じを整える。
また、腸内環境は高体温に保つことが大切(腹部は温かく、38℃がベスト)。

予防のポイント
(1) ウィルス・細菌の数をできるだけ減らす
○マスク・手洗い・うがい・換気をよくする
○湿度を保ちウィルスなどの動きを鈍らせる
(2) 粘膜をはじめとする免疫系を整えておく
○睡眠を充分にとり、体温を高く保つ
○鼻・のどの粘膜を乾燥させないように細めな水分補給
○栄養素としてビタミン・ミネラルをしっかりとる
○腸(免疫集合所)を整える工夫をする
(3) 家庭に風邪の常備薬
(4) もし風邪になったら、温かくしてじっと休み、無理に動かないようにしましよう(水分補給だけしっかり細めに)。
体温が上がって免疫力・自然治癒力が活性化されるのをじっとまちましょう。無駄なエネルギーは使わないこと。

昔からの先人達の知恵・養生食「冬場になべ」…
これなら栄養、特にビタミン類もしっかりとれるし、体もお腹も温まり免疫も上がり、野菜もたくさんとれるので食物繊維も豊富にとれて、お通じをはじめ腸にも効果があり、善玉菌が増え、免疫集合所(腸管膜)も整えられる。また食卓(部屋)にも蒸気がのぼり、湿度も充分保たれ、ウィルスも働きが鈍る。まさにこの時期の養生食・予防食である!!


こちらに紹介している商品は、これで症状・疾患が治るというものではないですが、心・からだを立て治す自分自身の自然治癒力の基礎として、どなたでも安心して服用できるものです。


レオピンファイブ

紅芝泉

牛黄清心元

さらに、治療目的の漢方に関しては、詳しくお伺いして、その方に合った漢方薬を当薬剤師責任のもとで処方・調合致します。
お気軽にご相談下さい。
その際、必要に応じて、生活面や食事面などのより詳しい大切なことを書いた資料・パンフレットもお渡ししています。

場合によっては、病院治療・検査・針灸など、すすめることもあります。
総合的に診て、相談しながらその方に合った、よりベストな方法を考えていきます。

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